5144:半月板損傷

4か月前に転倒してから、右膝に痛みがあり、MRIで検査を受けたところ、右内側の半月板が裂けている状態との診断でした。医師は手術するかどうかは症状次第とのことで、現状は平地を歩くには不都合はなく、長く階段を使うと内側に鈍痛がでます。痛みはこのまま無くなる可能性もあるが、痛めた半月板の部位は、そのままくっつく可能性は低いと言われました。そこで質問ですが
1 半月板損傷の手術は、行えば膝の老化が進行するため、なるべく避けたほうがよいと本で見ましたが、なるべく避けて、痛みが消失する可能性に賭けた方がいいでしょうか。
2 医師は手術するなら、摘出しないで縫えるなら縫いますと言われましたが、半月板の縫合は早く手術しないとできなくなるものでしょうか?しばらく様子を見て、症状が改善しない場合の1年後とかに手術したら、縫合しにくくなるものでしょうか?
(46歳 男性)

回答

1.膝半月板というものは、膝関節の屈曲、伸展、回旋(膝を完全に伸ばす時、屈伸だけでなく捻じれのような動きがあります)
時に、機械でいうパッキンのような役目をしています。
パッキンが傷んだまま、膝を酷使すれば、半月板だけでなく、膝関節内の大腿骨と脛骨の表面を覆っている軟骨を傷つけて、膝関節の変性を早めると思われます。膝をピーンと伸ばす時に痛みがあるようなら手術も考えるべきでしょう。

2.46才という年齢を考えれば半月板の弾性が落ちていると思われます。膝の屈伸時、特にピーンと伸ばすのに障害があるなら、早めに手術をするのも一方法です。また手術は裂けた部分を縫合するのが最良と思います。
手術が必要かどうか(手術適応)は主治医の意見に従って下さい。
令和3年2月10日