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いきいき100歳を目指そう! |
竜操整形外科病院 院長 角南 義文 |
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運動不足や過食による内臓脂肪の肥満から高血圧や高血糖といった生活習慣病(昔は成人病といっていました)を複数併せもつ状態を最近、メタボリックシンドロームといっています。ウエスト回りが男性で85cm以上、女性で90cm以上の場合要注意です。
運動(散歩、プールなど)と、洋式の食事からの脱却が必要なようです。和食は健康によいのですが、塩分は控え目にしましょう。
一方、日本では「平均寿命」(男性78.4歳、女性85.3歳)は世界一、寝たきりや痴呆になることなく、健康で自立して暮らすことができる期間を健康寿命(男性72.3歳、女性77.7歳)といいますが、これも世界一と、まことに結構なこととなっています。
そして、高齢者の寝たきりの約4分の1は骨折など、あし・腰の弱ったことによるものです。寝たきりにならず、健康で長生きするためには、あし・腰を鍛えるということも大切です。
年を重ねると家の中でも、ものをまたいだつもりでも足がひっかかり転びかけた経験が何回かおありでしょう。そして運悪く転んでしまうと骨折が起こることもあります。夜中にトイレに起きたときに廊下で転んで骨折することはかなり経験するところです。布団の上で転んでも骨折が起こることもあります。
お年寄りが、転んでよく起こる骨折は、背ぼね、手首、肩ともものつけね(大腿骨頚部)の骨折です。この中でも、背骨ともものつけねの骨折では、しばしば寝たきりになることがあります。これを予防するためには、転ばない予防『転倒防止体操』が有効です。
このためには、
1.筋力のおとろえを防ぐ運動
2.骨を丈夫にする運動(骨粗鬆症の予防治療)
3.体のバランス訓練
が必要です。
具体的な転倒防止体操の基本は、
1)関節を柔らかくする(足首、膝関節、股関節)
2)筋力をつける(足首や膝に力を入れる練習をする)
3)ものにつかまって、イスから立ち上がったり、座ったりする
4)30〜40cmの段の上り降りをする
5)片足で立つ練習をする(このとき、立った足と反対側の手を挙げるとバラン
スの訓練になります)
6)壁や机に手をついて肘を曲げ伸ばしする
7)編み物をする(そろばんをする)、新聞・雑誌を読む、TVをみる
8)ひなたぼっこをする(外出する)
お近くの転倒防止教室に積極的に参加して、寝たきりにならないで、80歳といわず「いきいき100歳」を迎えましょう。
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