病気のQ&A

病気のQ&Afaq

整形外科の病気についての質問に、竜操整形外科の医師がお答えします。

3374:両手親指の関節

2009/09/03更新
両手親指の指先側関節を曲げようとすると、時々関節の骨が引っかかるような感触があり、そのまま曲げ続けると「ポキッ」と音を立てて曲がります。以前から時たま症状は出ていましたが、1週間ほど前から頻繁(ほぼ数分毎)に起こるようになりました。親指を普通に使用(曲げ・伸ばし)している間は問題ないのですが、親指をしばらく使っていない(伸ばしっぱなし)の状態から曲げようとする際に時々起こるようです。
痛み等は特にないのですが、一度診察を受けたほうが良いものでしょうか? よろしくお願いいたします。

回答

親指の「ばね指」(弾発指)でしょう。指の関節を曲げるのに、手の掌側の手首のあたりから指先までヒモ(腱)があって、それを引っぱる(筋肉の力で)と指が曲がります。しかしヒモを引っぱって曲がってくるとヒモは浮いてくるし、横にズレます。このようなことを防ぐために腱は腱鞘というトンネルの中を通ってズレないようになっています。このトンネルを度々行き来すると(使いすぎると)、トンネルの壁がスレて厚くなったり、ヒモの側も固く太くなります。そうするとヒモの動きがわるくなり、トンネルの入口でひっかかります。これがばね指です。どうしてもよくならないと注射をしたり、手術(トンネルの入口を拡げる)をすることもあります。
平成21年9月7日