病気のQ&A

病気のQ&Afaq

整形外科の病気についての質問に、竜操整形外科の医師がお答えします。

4368:平成23年6月17日に

2013/05/03更新
平成23年6月17日に左足踵骨粉砕骨折をして事故現場から近い県立病院で入院手術リハビリを行い7月25日に自宅近所の総合病院に転院しました。紹介状を持参しているのにリハビリもなくレントゲンと診察のみの通院を続け平成24年1月に抜釘手術を行いました。
術後も相変わらずリハビリなしでレントゲンも2日とっただけで3月30日に症状固定されましたが、痛みが続く為湿布と痛み止を処方してもらいに通院を続けました。整形外科医が言うには、関節炎らしく暫くすれば痛みもなくなると言う為、我慢を続けましたが半年経過しても痛みの改善がみられない為、MRIとCTを希望して撮影して貰ったところ、関節炎と骨のづれ、変形がみられるので、痛みのあるかしょに麻酔をして痛みが無くなるかの検査を行い、麻酔中は痛みが全く無くなったので、原因は骨の変形とづれにあると いうことなので、平成25年の1月に、再発というかたちで再手術を行うはめになりました。
これは、医療過誤になりませんか?
抜釘手術後通院の度にレントゲンをしっかりととっていたら発見できたのではないでしょうか?
調べたところ、抜釘手術後のレントゲンは入院中に1回退院後の1月月末に1回で後は3月30の症状固定まで、一度もレントゲンで確認していません。

回答

踵骨骨折は治療がむずかしく、打ち切り(全治)までに多くは最低6か月間はかかるものです。踵骨下関節は、目に見えるような関節の動きはありませんが、足を着地する時に微妙な動きをします。この関節を動かなくする(固定術)ことは、歩行時の足部の微妙な動きに影響を及ぼします。しかし、踵骨の粉砕骨折後のひどい、たえがたい痛みで、かつこの関節に局所麻酔薬を注入して痛みが取れたのなら、私でも踵骨下関節固定術を選択していたと思います。
術後のレントゲン撮影は、変形の診断でなく主目的は手術をしたところの癒合(くっついている)状態を確認するためです。
リハビリの必要性は、病院で行おうが自宅でやろうが必要です。足首、趾の動きをよくすると同時に趾に力を入れる訓練などで足部の筋肉の委縮を予防し、かつ筋力増強をはかり、そして骨の血液循環を増強させ、血流を促進する効果があります。骨の血液循環がおとろえると、骨が委縮し、痛みの原因ともなります。また、時間がたてば玉砂利の道を歩くのもリハビリになるという人もいます。いずれにしろ、この骨折は痛みが問題になることが多いようです。主治医によく相談しながら療養してください。
平成25年5月9日