病気のQ&A

病気のQ&Afaq

整形外科の病気についての質問に、竜操整形外科の医師がお答えします。

5489:足関節外果骨折

2022/09/21更新
以前にも質問させて頂いた者です。距骨の一番上の線より下の腓骨を真横に骨折しました。ギブスやシャーレを5週し、松葉杖での段階的な荷重を経て今は松葉杖無しでリハビリをしています。
まだ不安定な歩き方しかできませんが、足首の可動域(前後)も随分と元に近付いてきました。が、肝心の骨がまだついていません。真横にくっきりと線が入っているのがレントゲンでもよく分かります。ズレはないらしいのですが、骨折からすでに11週経過しています。くっついていないので、足首の前後の動きの許可しか出ていませんが、このままずっとくっつかないこともあり得ますか?そうだとしたら、この先ずっと元のように歩くことは出来ないということでしょうか?
 
(46歳 女性)

回答

距骨の一番上の高さより、下位での腓骨の骨折では原則的には、足関節の安定性(足首の上向き、下向き、内がえし、外がえしなどの運動に過剰な外力が加わって足首の関節に障害をもたらす)に、それほど(まったくとはいいませんが)障害になることは少ないと思います。活動性の高い若い男性なら少なからず影響はあります。しかし、普通の日常生活程度の活動ならば影響は非常に少ないと思います。
レントゲンで骨折線が見える(閉鎖していない)状態でも、実際は骨折したまわりの組織によって、「ひっついて」います。骨性癒合ではなく、線維性癒合といいます。11週経過しているのですから、この治療方針に従ってみて下さい。
(令和4年9月21日)