病気のQ&A

病気のQ&Afaq

整形外科の病気についての質問に、竜操整形外科の医師がお答えします。

5534:腓骨骨折の整復について

2022/11/21更新
1か月前に交通事故で腓骨骨折(骨幹部)をしてしまいました。手術はせず、シーネギプス固定の様子見と言う診断でした。
それから1か月経ったのでX-rayを再び撮ったのですが、骨がくっついている様子もなく、以下の検査レポートを出されました。

腓骨の中央から遠位3 番目の粉砕骨折で、遠位片が 約4 mm 横方向に変位しています。 

X-rayを見る限り自分でも転位が分かるのですが、整復等しておらず様子見でまた4週間後に整形外科に来てほしいとの事でした。

現在もシーネ固定をしているのみです。

質問は、
このまま整復せず様子を見て曲がったまま骨がくっついてしまわないのか?又はちゃんと骨がくっつくのか…と不安なのですが、このまま様子見をしているだけで大丈夫なのでしょうか?

現在海外に住んでおり、日本の治療方法と違う節があり、不安になります。

痛みはそのまで酷くもなく、シーネを外してある程度歩く事も出来る感じです。
また来週からカイロプラクティックにも通う事になります。

返答よろしくお願いいたします。
(37歳 男性)

回答

腓骨骨幹部の骨折は恐らく、下腿外側への打撲で発生したものと思われます。
腓骨骨幹部の単独骨折は、膝あるいは足関節とは関係のない骨折(あるとすれば
足関節部の外傷―骨折あるいは靭帯損傷)です。
この部は、太くて丈夫な脛骨があるので、たとえ、歪んで骨癒合しても機能的には
異常ありません。疼痛もありません。骨折部の炎症が治まれば痛みのない範囲で
歩行も大丈夫です。今、ギプス包帯を行っているのは骨折部の痛みを防ぐための
ものです。日本ではカイロプラティックは医師の資格はありませんので、むしろ危険ですが…。
(令和4年11月21日)