竜操整形外科病院 副院長

骨粗しょう症外来のご案内Osteoporosis
当院では、日本骨粗しょう症学会認定医による診察を行っております。
日本骨粗しょう症学会認定医のご紹介
予約制です。Tel086-273-1122までお電話下さい。
日時 | 毎週金曜日 午後1時30分~5時30分 |
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場所 | 竜操整形外科病院 外来棟 |
担当医 | 田中 裕三(日本骨粗しょう症学会認定医) |
骨密度検査 | 全身用DXA(デキサ)検査 |
骨粗しょう症ってどんな病気?
骨がスカスカになって弱くなる、特に高齢の女性に多い病気です。


骨粗しょう症とは、長年の生活習慣などにより骨が「スカスカ」になって「す」が入ったような状態になる病気のことをいいます。
この状態では骨が弱くなり、ちょっとしたことで骨折します。最初は、自覚症状はありません、多くの方は腰や背中に痛みが生じて医師の診察をうけてからみつかります。ひどくなると骨折を起こし、寝たきりの原因となる場合もあります。
骨のカルシウム量は20歳をピークに、年齢と共に少なくなります。
ピーク時の70%以下になると「骨粗しょう症」と診断されます。
女性はもともと骨が細いうえに、閉経によって骨を作る元になる女性ホルモンの分泌が減ることなどから骨粗しょう症になりやすいことがわかっています。
どんな人がかかりやすい?
骨粗しょう症セルフチェック
こんなことありませんか?
最近身長が縮んだ、または背中が丸くなってきた。
些細なことで骨折をしたことがある。
家族に骨粗しょう症の人がいる。
運動や外出をする機会が少ない。
高齢の方(とくに女性)
1日、日本語で3合以上※飲酒をする。 ※ビールで中瓶3本以上、ワインではグラス5杯以上。
どちらかといえばやせ型である。
たばこをよく吸う。
上記にひとつでも当てはまれば、骨粗しょう症になる可能性があります。
早めに受診しましょう。
どんな症状があらわれますか?
骨粗しょう症の初期は自覚症状がありません。
骨粗しょう症はサイレント・ディージーズ(静かな病気)といわれ、深く静かに進行していきます。
自覚できるほどの症状とは、老化と思われがちなものです。

背中や腰が痛い

背中が曲がってきた

背が縮んできた
また、お子さんたちから「おばあちゃん(お母さん)の背中が曲がってきた」「どうも最近背が縮んできたようだ」と言われだしたら、
骨粗しょう症の可能性があります。
何が怖いの?

骨粗しょう症が進行すると骨折しやすくなります。
さらに進むと、背中や腰の激しい痛みで寝込んだり、
ちょっと転んだだけで骨折してしまうようになります。
寝たきりや介護が必要な生活になってしまうこともあるでしょう。
背中や腰が痛むのは、背中や腰の骨(脊椎)の一部がスカスカになった結果、潰れてしまうからです。
ポキッ!と折れるだけが骨折ではなく、このように骨が潰れるのも骨折で、
圧迫骨折といいます。
圧迫骨折を起こすため、背中が曲がったり、背が縮むのです。
どうすれば良い?
きちんと診断を受けましょう。
不安があるなら医師の診断を受け、
指示のもとに治療すれば心配はいりません。