2023年
治療実績
4件
腰椎の後縦靭帯下に脱出した椎間板ヘルニア(subligamentous extrusion type)で、投薬や神経根ブロックなどで効果が見られない場合、初回のみ行うことができる治療法です。これは、当院では保存療法と手術療法の中間的な治療として位置づけられ、数年前から脊椎脊髄病専門医チームで導入されている椎間板内酵素注入療法(科学的髄核融解術)という治療法です。 今まではレーザーや内視鏡下の適応であったような椎間板ヘルニアを、局所麻酔下で経皮的に進入して髄核を融解することで、脱出したヘルニアの内圧を下げ疼痛を緩和させる方法で、健康保険の適応にもなっており当院では治療翌日には退院可能です。