研修管理委員長 | 濱浪 一則 | |||
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プログラムの特徴 | 前期臨床研修を終えた専攻医が目指す整形外科専門医の取得を全面的に支援します。また、整形外科に特化した専門病院ならではの豊富な臨床症例と手術件数により、短期間で整形外科専門医に相応しい経験を積むことができます。 | |||
また、院長以下医局医師や理学療法士などが参加した症例カンファレンスが毎朝行われており、経験豊富な指導医の意見や考えを聞くことができ、優れた診断能力や治療方針に対する的確な判断力などを習得することができます。 | ||||
当院の後期臨床研修プログラムでは、卒後3年~4年(前期2年)と卒後5年~6年(後期2年)に分けて評価を行い、前期では主に総合的な整形外科疾患に関する診断~治療・リハビリに関する習得を行います。後期ではあらゆる症例に対して、手術を中心に研修を行っていただきます。年間で200~300例以上の手術(人工関節・骨折外傷・肩膝関節鏡・脊椎脊髄・ハンド・腫瘍腫瘤等)を指導医の下で経験していただきます。 | ||||
プログラムの目標 | また、院長以下医局医師や理学療法士などが参加した症例カンファレンスが毎朝行われており、経験豊富な指導医の意見や考えを聞くことができ、優れた診断能力や治療方針に対する的確な判断力などを習得することができます。 | |||
募集人員 | 整形外科 3名 | |||
前期 2年間 (卒後3年~4年目) の主な研修内容 |
整形外科全般 | |||
運動器疾患の病態・診断・治療 | ||||
整形外科的画像検査およびその他検査 X線(モニター診断)、CT、MRI、DXA、断層撮影、 関節造影、脊髄造影、筋電図、神経伝達速度等 |
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保存療法と手術療法の基礎 | ||||
整形外科的医療安全管理 | ||||
研修目標 | 研修年度1~2年目・・・運動器(筋骨格神経)系疾患の病態、診断、治療についての基本習得。
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後期 2年間 (卒後5年~6年目) の主な研修内容 |
整形外科の専門分野 | |||
脊椎外科、関節外科、手の外科、スポーツ | ||||
手術的治療法の実際 麻酔管理、関節手術(人工関節・関節鏡・関節形成)、 腱・靱帯再建術、脊椎脊髄手術、観血的骨接合術等 |
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運動器リハビリテーション(理学療法と作業療法) | ||||
研修目標 | 特に後期2年(後期臨床研修年度3年以降)は、手術療法を中心の研修となります。 後期2年間以降の目標は
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研修中に経験し、 習得しうる、 代表的な疾患等 |
1 | 新鮮開放創(デブリードマン、皮膚の処置) | ||
2 | 脊椎外傷・脊髄損傷 | |||
3 | 上肢の外傷(鎖骨骨折、肩関節脱臼、肩鎖関節脱臼、上腕骨骨折(近位端、骨幹部)、腕神経叢麻痺、上腕骨顆上骨折を含む肘関節部骨折・脱臼、肘内症、前腕骨骨折、手関節部骨折、手指の骨折・脱臼、指関節靱帯損傷、手の腱損傷) | |||
4 | 運動器疾患の病態・診断・治療 | |||
5 | 整形外科的画像検査およびその他検査 X線(モニター診断)、CT、MRI、DXA、断層撮影、関節造影、脊髄造影、筋電図、神経伝達速度等 |
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6 | 脊柱側弯症 | 7 | 後縦(黄色)靱帯骨化症 | |
8 | 強直性脊椎炎 | 9 | 椎間板ヘルニア | |
10 | 脊柱管狭窄症(変性すべり症、分離すべり症を含む) | |||
11 | 骨粗鬆症 | 12 | 関節リウマチ | |
13 | 痛風 | 14 | 肩関節周囲炎、五十肩 (腱板障害) |
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15 | 多・合指症 | 16 | 先天性股関節脱臼 | |
17 | 先天性内反足 | 18 | 変形性股関節症、変形性 膝関節症、変形性足関節症 |
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19 | 骨・関節感染症(関節炎、骨髄炎、脊椎炎など) | |||
20 | 骨軟部腫瘍(原発性骨腫瘍、転移性骨腫瘍、神経腫瘍など) |
研修終了後の進路継続勤務・国内外留学も可。
その他本人の希望優先。